ビエンからの教え
人それぞれ色んな個性があると思いますが、ぼくの個性の一つに“鼻炎”というものあります。
というか、これは他の人にもあるとは思うんですが(笑)、
この鼻炎というものがなかなかの曲者でして。
ふいに鼻がムズムズしたと思ったらそこからくしゃみ・鼻水が止まらなくなることがあるので、出かける時はポケットティッシュが必需品なんです。
そんなビエン(← カタカナにすると人みたいですね)は時と場所を問わずやってくるので、寝ていようと何してようとお構いなしなんですが、
色んなシチュエーションの中で一番困るなぁと感じるのが、瞑想中のムズムズなんです。
瞑想中は特に呼吸に意識を向けるようにしているため、途中で鼻がムズムズしだすともうそれどころじゃなくなって、頭の中はムズムズのことばかり。
ここで「くしゃみ鼻水が出たらいやだー!」とか、思いっきり思考にとらわれまくってしまうんです。
そして、そうこうしてるうちにくしゃみ・鼻水が出て集中できなくなる、そんなことがしばしばありました。
それで、この前も瞑想中にビエンがやってきたんです。
やってきたんですが、この前はちょっと違いました。
最初はいつものようにムズムズしだした!と思ったんですが、その時はなぜか、
「このムズムズを受け入れよう。感じてみよう。」
という気持ちになりました。
それで、このムズムズを感じていたら、鼻にすごく血流が巡らせてくれていることに気付き、
「命って本当にすごい」
と感動してしまいました。
ムズムズするのって、自分の身体にとって合わないものを出そうとしていることだし、
そこに血流が巡るのは身体の状態を良くしようとしてくれているからで、
そのことに気付いた時、無意識にこういうことが自分の身体で行われていることにすごく感動したんです。
なんか、「自分は生かされているんだなぁ」ってことを感じた瞬間でした。
しかも、ムズムズを受け入れようとしてたら、不思議とくしゃみや鼻水も出なくてスムーズに瞑想を続けることができたんです。
今までは、「いまこの状況(ムズムズ)をなんとかしたい!」ということばかりに意識が向いてて全く受け入れようとも認めようともせずに反発してたから、望まない状況になっていた。
でもそうではなく、ただただその感覚を否定せずに、感覚があることを受け入れ認め、感じること。
目の前のことを受け入れるって言われてもどうしたらいいの?ってなるけど、
目の前のことをとおして自分の身体や心は何を感じているのか、その感覚に寄り添うことが大切なんだなということを身を以て感じた出来事でした。
いつかこのビエンともさよならする日が来るのかな、というか来て欲しいなと思ってしまうけど(笑)、
そんな思いも込めた今日のまなゆいフレーズは、
「わたしはいつか鼻炎がすっかり良くなっている自分を受け入れ認めゆるし愛しています」
かな(笑)
そのためにいまできることは、まずは鼻炎の存在を認めること、そしてこういう気付きを教えてくれたことにありがとうと伝えてみたいと思います(^ ^)
※写真は瞑想中?(寝てるだけ?笑)の我が家の愛犬です(^ ^)
読んでくださりありがとうございました^ ^
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